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2026年06月19日
No.10005268

パチンコホールという名の仮面舞踏会…?現地パチ友との不思議な関係とその魅力
【毎週金曜日更新】全日本学生遊技連盟・週刊連載コラム㊱

パチンコホールという名の仮面舞踏会…?現地パチ友との不思議な関係とその魅力
全日本学生遊技連盟職員・下采紀惠 好きな機種は『e牙狼12黄金騎士極限』、『P大海物語5スペシャル』

みなさんこんにちは!最近パチスロに浮気がちな情熱的なパチンコユーザー、全日本学生遊技連盟学生職員の下采紀惠です。(愛すべき牙狼剣に背後から刺されるかもしれないので浮気のことはご内密に…)

さて、本題に入る前に、先日、座右の銘を一筆しましたので僭越ながら掲載失礼いたします。

座右の銘「人生設定六」

それではお待たせいたしました。今回は、ホールで仲良くなったひと”現地パチ友”が不思議と魅力で溢れていることついてお話ししていきたいと思います。

これは、パチンコを始めてホールに通うようになってきた19歳の私が、目を輝かせて『P大海物語4スペシャル』を打っていた時のお話――。

右横の台を打っていた素敵なおばあさまが、台間にあるスライド式のボードを丁寧に収め、暖かい表情でひとこと、

「最近調子いかが?」

面識のない方からの急な問いかけに驚き、慌てながらも可能な限り頭をフル回転させる。

「調子いかが…?体調のこと…?いや違う。この場所においての調子とは、、、。これだ!!!」

「全然ダメです」

するとおばあさまは、「そうなの〜、私もなのよ。頑張ってね!」と返し、何事もなかったかのようにボードを元の位置へ戻し、再び遊技へ戻りました。

会話時間にして、おそらく10秒ほど。私はというと、初対面の方との突然の会話、突然終わったその時間にただただ困惑するばかり。「今のやり取りは一体何だったのだろうか」と。しかし今となっては分かります。あの時の「全然ダメです」という返答は、まごうことなき最適解だったのです。

そして、この出来事をきっかけに、私のホールでの見え方は大きく変わることとなりました。

それまでの私は、文字通り台しか見ていませんでしたが、この日から台だけでなく、その島にいる"人"も見るようになったのです。

「黒い帽子のおじさま、今日も朝からいる!」
「あのお兄さんいつも右端に座っているな」
「あれ、いつものおばあさま今日は休みかな」

そんなふうに、自然と常連の方々の顔や特徴を覚えるようになっていきました。すると不思議なもので、こちらの視線も変われば交流も少しずつ増えていくのです。

「おつかれ!」そう言ってヤクルトをさっと置いていってくださるおじさま。「あっちの台が良さそうだよ!」と教えてくれるおばあさま。

最初は軽い挨拶程度だった関係が、気付けば一緒に同じ目標に向かって進み、共に楽しみ励まし合う仲間となっていたわけです。台を介して生まれた縁が、次から次へと繋がり、こうして”現地パチ友”になるのです。

ただ改めて考えてみると面白いことに、これほど仲良くなっているにも関わらず、相手のことを何も知らない。学校であれば所属が分かり、会社であれば肩書きがある。どんな場面においても初めは自己紹介から入るのが世の常です。しかし、ホールではそれがない。あるのは隣同士で座り、当たれば一緒に喜び、負ければ一緒に肩を落とすという関係だけ。

私は、この独特な関係性を、まるで‟仮面舞踏会”のようだと感じるのです。お互いの素性を知らないまま会話をし、仲良くなり、ときには励まし合う。年齢も立場も肩書きも見えないからこそ、遠慮なくいられる。

実際、何度か勇気を出して「お仕事は何をされているんですか?」と聞いたことがあります。すると驚くことに、会社の社長だったり、大企業で重要な役職に就かれている方だったり…。いち大学生ではなかなか接点を持つことのできないような人が、隣で海物語を打ちながら「今日は厳しいね〜」と話しているのです。

これもまた、パチンコホールという‟仮面舞踏会”ならではの魅力ではないでしょうか。もしかすると、今日皆さんの隣で遊技されている方も、普段はまった全く違う顔を持つ方かもしれない。そう考えると、ホールでの何気ない「最近調子いかが?」という一言も、最高にわくわくするのです。

お互いの素性は知らない。それでも顔を合わせれば挨拶をして、当たれば一緒に喜び、共にヤクルトを飲む。そんな不思議な縁が生まれるのも、パチンコホールの魅力なのだと私は思います。ぜひみなさんも台間ボードの扉を開いてみてください。

『e牙狼12黄金騎士極限』にて、レインボー枠の先祝。しかし7500引けず。やはり浮気はやめましょうね

文=下采紀惠(全日本学生遊技連盟)


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